タンゴアンサンブル「アストロリコ」
日本を代表するバンドネオンの名演奏家 門奈紀生を中心に1992年4月京都でデビュー。翌93年、クラシックオーケストラ共演で世界に先駆け「アストル・ピアソラ一周忌追悼公演」を3都市で開催(第10回まで毎年開催)し、成功させる。同93年の初海外公演からすでに「驚異的な偉業を成し遂げた日本人グループ」と絶賛され、世界タンゴサミット(第2回、第3回、第5回)に日本代表として初招聘を受け、世界のタンゴ関係者や各メディアから「タンゴが何たるかを我々に示してくれた偉大なるアーティスト」と賞賛される。以後、本場の辛口タンゴファンやアルゼンチン政府文化庁からも「日本の名門楽団」として大きな支持を受ける一方、南米の日本人会からは「アストロリコは日本人として誇りを感じる」と感謝状が授与された。その他、レクチャー・コンサートやタンゴ奏法ワークショップを開催するなど、次世代へタンゴを繋げるための「タンゴ草の根運動」も熱心に展開し、若手タンゴ・ミュージシャン輩出に大きく貢献。その活動ぶりに「タンゴ新世紀の旗手」とも称されてきた。
「アストロリコ」とは、三人のバンドネオンの巨匠 アストル・ピアソラ、アニバル・トロイロ、レオポルド・フェデリコの名前に因んでいるが、「アストロ=天体」「リコ=豊かな」で「豊かな天体」という意味のスペイン語の造語にもなることから、「この三人がこの天体をタンゴで豊かな世界にしてくれた」と彼らに感謝と敬愛の念を込めてリーダー門奈紀生が命名した。公式サイト http://www.astrorico.com